TEDxYouth@Tokyo:予算・広報戦略
1. 資金調達モデル(パートナーシップ)
TEDの規定により、営利目的の開催は禁止されているため、チケット収入は運営費の実費充当のみに使われるか、無料開催の場合は企業パートナーシップ(In-kind含む)で賄われる。
- In-kind Sponsorship(現物協賛):
- 会場提供(インターナショナルスクールや企業のホール)。
- 飲食物の提供(休憩時のスナックやドリンク)。
- 機材協力、印刷物協力。
- Financial Sponsorship(資金協賛):
- 運営費(機材レンタル、装飾費など)のための資金提供。
- 企業ロゴのWebサイト掲載、会場でのサンクススライド表示などがリターンとなる。
2. 広報戦略
- ブランド力: "TEDx"という強力なブランドがあるため、一定の注目度は集まりやすい。
- SNSマーケティング:
- クオリティの高いビジュアル(写真、動画)を使用。
- スピーカーの紹介動画(Teaser)を作成し、期待感を醸成。
- コミュニティ: 過去の参加者やスピーカーのネットワークを活用した口コミ。
3. 支出のポイント
- 会場・機材: 最も大きな出費。ここをいかにパートナーシップで抑えるかが鍵。
- ライセンス料: TED本部へのライセンス料は基本無料だが、規定遵守のためのコストがかかる場合がある。